画像=MELANIA公式ホームページ

Amazonが手掛けたメラニア・トランプ氏のドキュメンタリー映画「Melania」が、公開初週の興行収入で700万ドル(約10億5000万円)を超えた。TechCrunchが1日(現地時間)に報じた。

同作は公開週末のボックスオフィスで3位に入るなど、滑り出しは堅調だった。ただ、制作費や宣伝費を踏まえると、劇場収入だけで損益分岐点を超えるのは難しいとみられている。

TechCrunchによると、Amazonは同作のライセンス取得に4000万ドル(約60億円)を投じ、さらにマーケティング費として3500万ドル(約52億5000万円)を追加投入した。Disneyとの競合を制して権利を確保した背景には、単なる興行狙いではなく、政治的な思惑もあったとの見方が出ている。

Amazon出身の映画プロデューサー、テッド・ホープ氏は、音楽ライセンス費を含まないドキュメンタリーとしては異例の高額案件だとした上で、「トランプ政権との関係性をにらんだ戦略的な判断だった」と指摘した。

監督を務めたブレット・ラトナー氏にとっては、2017年の性スキャンダル以降の復帰作となり、起用自体が物議を醸した。ニューヨークの撮影チームの3分の2が、制作クレジットから名前を外すよう求めるなど、内部の反発もあったという。

ニューヨーク・タイムズのマノーラ・ダーギス氏は、同作について「メラニアの日常を味気なく捉えた作品だ」と酷評した。一方、Amazon MGMは、今回の週末成績について「今後のストリーミングでの成果につながる第一歩だ」として、前向きな見方を示した。

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