Ericssonは2日、5G単独モード(SA)ネットワーク向けの「5Gアドバンスト位置サービス」を発表した。商用5G SAネットワーク上で高精度な位置情報サービスを提供するもので、2026年1〜3月期の商用化を予定している。
同サービスは、屋外で10cm未満、屋内で1m未満の測位精度に対応する。屋外ではリアルタイムキネマティック(RTK)技術を、屋内ではEricsson独自のソリューションを用いる。
Ericssonのデュアルモード5Gコア上に構築する統合型ソリューションで、5G SAネットワークの中核機能として測位機能を備える。追加センサーや別途インフラを重ねて整備することなく、あらゆる5G端末で高精度測位を可能にするとしている。
また、API連携とネットワーク主導の位置機能により、端末専用アプリなしでサービスを導入できる点も特徴だ。衛星ベースの測位方式と比べ、バッテリー駆動時間の改善も見込む。
Ericssonは、通信サービス事業者(CSP)がこの高精度位置サービスを新たな収益源として活用し、製造、ヘルスケア、公共安全、自動車、ドローンなど幅広い分野に展開できるとみている。
Ericssonでコアネットワーク部門を統括するモニカ・ゼットゾン氏は「5Gアドバンスト位置サービスの投入により、5G SAネットワークの価値をさらに高められる」とコメント。「通信事業者が測位機能を基盤に差別化されたサービスを構築できるよう支援する」と述べた。
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