写真=KB Financial Group

KB Financial Groupは2月1日、AIやロボティクスなどディープテック分野の有望企業を支援するため、1600億ウォン(約176億円)規模の「KBディープテック・スケールアップ・ファンド」を設立したと発表した。「K-NVIDIA」の育成を視野に入れた取り組みとしている。

同ファンドは、韓国の母ファンドからの出資750億ウォンと、KB Kookmin Bank、KB Securities、KB Insurance、KB Investmentなどグループ各社による850億ウォンの出資で構成する。運用はKB Investmentが担い、2026年上期中に外部出資者(LP)を募って、ファンド規模を2000億ウォン水準に拡大する計画だ。

KB Investmentは2025年9月、中小ベンチャー企業部が実施した母ファンドの「2025年第2回定期出資事業」で、「NEXT UNICORN PROJECT」スケールアップ・ディープテック部門の運用会社に選定された。

ファンドは大型投資を通じて、技術力のあるディープテック企業の成長とイノベーションを後押しする。投資対象は、システム半導体、バイオ・ヘルス、次世代モビリティ、環境・エネルギー、ロボット、サイバーセキュリティ・ネットワーク、宇宙航空・海洋、次世代原子力発電、量子技術の9分野とした。

1社当たり100億ウォン以上を投じ、技術の事業化と海外展開を支援する方針だ。

KB Financial Groupはあわせて、生産的金融の拡大に向けた社内体制の整備も進めている。企業金融と資本市場を一体で管理するCIBマーケット部門を新設し、生産的金融に関する専任組織をグループ各社で再編した。

KB Kookmin Bankでは成長金融推進本部と先端戦略産業審査ユニット、KB Securitiesでは生産的金融推進チーム、KB Asset Managementでは先端戦略産業運用室をそれぞれ運営している。あわせて、戦略産業分野の専門人材を拡充し、支店の評価指標にも生産的金融に関する項目を反映した。

KB Financial Group関係者は、「市場で実証してきたIB競争力を基盤に、銀行、証券、資産運用、投資を網羅する事業基盤を生かして、迅速に出資者の確保とファンド組成を進めた」と説明した。その上で、「今後も『K-startup』が『K-NVIDIA』へ成長できるよう全面的に支援し、新たな成長エンジンの確保とベンチャーエコシステム活性化の後押しにつなげたい」と述べた。

キーワード

#KB Financial Group #KB Kookmin Bank #KB Securities #KB Insurance #KB Investment #AI #ロボティクス #ディープテック #母ファンド #スケールアップ
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.