暗号資産市場は急落後も不安定な値動きが続いている。Bitcoinは8万4000ドル近辺でもみ合う展開となっており、主要アルトコインも総じて軟調だ。市場では売り圧力こそいったん和らいだものの、積極的な買いは入りにくく、様子見ムードが強い。
Coin360によると、31日午前9時30分時点でBitcoin(BTC)は8万4139ドルと、前日比0.61%安だった。急落後に下げ幅は縮小したが、短期的には方向感を欠き、戻りの鈍い展開が続いている。Bitcoinの市場シェアは52.39%で、調整局面でも主導的な地位を維持した。
主要アルトコインも下落した。Ethereum(ETH)は2703ドルで4.18%安、XRPは1.73ドルで4.05%安。Solana(SOL)は117ドルと小幅安で、投資家心理の改善は鈍い。BNBは857ドルで軟調に推移した。
市場では、急落後の追加的な売り圧力はやや一服したとの見方が出ている。ただ、相場を押し上げるほどの明確な買い材料は乏しく、全体としては様子見姿勢が優勢だ。一部銘柄では下値を支える動きもみられたが、市場全体の地合いを反転させるには力不足と受け止められている。
市場関係者の間では、Bitcoinが8万4000ドル水準で下支えを試しているものの、世界の金融市場の変動の影響もあり、当面は値動きの荒い局面が続く可能性が高いとの見方が出ている。
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