写真=Shutterstock

YouTubeが、AI生成キャラクターを悪用したスパム対策を強化している。AIで作成した猫やイエスのキャラクターなどを使ったスパム動画を配信していた十数チャンネルを削除した。低品質なAIコンテンツの抑制は、2026年のプラットフォーム戦略でも重点課題に位置付けられている。

Business Insiderは30日(現地時間)、YouTubeがAI生成の猫やイエスのキャラクターを用いたスパム動画に関連する十数チャンネルを削除したと報じた。

YouTubeの広報担当者は、「スパムや詐欺、欺瞞的な行為は許容しない」とコメントした。

Kapwingが昨年11月に公表した報告書によると、YouTubeのフィードに表示される動画の21%をAI生成動画が占めているという。

ニール・モハンCEOは、2026年のプラットフォーム戦略で、低品質なAIコンテンツの削減を主要課題に据えた。YouTubeはAI活用自体を問題視しているわけではなく、GoogleとともにAI分野の取り組みを進めている。一方で、AIスパムの拡大は広告主に悪影響を及ぼす可能性があると指摘されている。

YouTubeはこれまで、NewFrontsやコンテンツショーケースを通じて高品質なコンテンツを訴求し、広告市場での存在感を高めてきた。AIスパムの拡大が続けば、こうしたプレミアム広告戦略が揺らぐ可能性もある。

Nielsenの12月の分析によると、YouTubeは米国のテレビ視聴者の間でNetflixやDisneyを上回り、最大のストリーミングプラットフォームとなった。

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