ロイター通信によると、中国当局はDeepSeekによるNVIDIA製AI向けGPU「H200」の購入を承認した。承認を受けたのはDeepSeekのほか、Tencent、Alibaba、ByteDanceの計4社で、購入規模は合計40万基に上る。米側はこれらのチップに25%の関税を課すという。Engadgetは1月30日付の報道で伝えた。
中国は国産AIチップ産業の育成を進めているが、NVIDIAの技術優位をなお無視できない状況にある。H200はH20の約6倍の性能を持ち、NVIDIAの最上位GPU「B200」に次ぐ水準とされる。DeepSeekによる今回の購入は、中国のAI競争力を押し上げる可能性がある一方、米国内では懸念の声も出ている。
米政府は、NVIDIAとDeepSeekの協力関係を巡る疑惑について調査を進めている。これに先立ち、米国の一部議員は、NVIDIAがDeepSeekのAIモデル開発を支援し、その技術が中国軍に利用されたと主張した。
これに対しNVIDIAは、DeepSeekとの関係は民間企業同士の通常の取引の範囲内であり、軍事利用とは無関係だと反論している。
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