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Ethereum(ETH)がBitcoin(BTC)に対して相対的に強い動きを見せており、今後6カ月で3〜4倍上昇する可能性があるとの見方が出ている。ETH/BTCのチャートが約8年前と似た構造にあるうえ、機関マネーの流入やステーキング拡大に伴う供給減が支援材料として意識されている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicは28日(現地時間)、暗号資産アナリストのLeshka.ethの見方を伝えた。それによると、足元のETH/BTCで形成されている値動きは約8年前と類似しており、パターンが完成すれば相場の転換点になり得るという。

Leshka.ethは、ETH/BTCがこれまで「横ばい」「蓄積」「リテスト」「上昇トレンド」の4段階を繰り返してきたと分析した。現在はリテスト局面にあり、本格上昇の前段階に当たる最終局面だとみている。

2015年にも同様のパターンが現れ、当時のEthereum価格は56ドルから1151ドルまで急騰したという。さらに、2017年6月にETH/BTCが0.156の高値を付けた後は下落し、持ち合い局面を経て、2021年初めにブレイクアウトが発生。2021年12月には0.088まで上昇したと説明した。

こうした過去の事例を踏まえ、今回も次の局面で大幅な上昇が起きる可能性があると分析している。Leshka.ethは、Ethereumが今後6カ月で3〜4倍の上昇を演じる可能性があるとし、「自分でもにわかには信じがたいが、形成中のパターンはそう示している」と述べた。

今回の局面が過去と異なる点としては、蓄積期間がこれまでより長いことに加え、機関投資家が大規模にEthereumを買い入れている点を挙げた。その結果、取引所で流通するEthereumが減少し、需給の引き締まりが進んでいるという。

また、数十億ドル規模のEthereumがステーキングに回っていることも、供給減を後押しする要因とした。機関マネーの流入とステーキング拡大が重なり、取引所で売買可能なEthereumが細っていることが、強気見通しを支えているとの見方だ。

もっとも、こうした条件がそろっても上昇が保証されるわけではない。Leshka.ethは、EthereumがBitcoinに対して優位に推移する可能性は高いとしつつも、Bitcoin自体は大幅調整ではなく、横ばいか小幅高にとどまるシナリオが有力だと指摘した。

全体ではEthereumに対して弱気の見方がなお残ると前置きしながらも、一定の条件が重なればETH/BTCが大きく反発する余地はあるとした。この見立てはBitcoinの急落を前提とするものではなく、Bitcoinが横ばい、あるいは緩やかに上昇するなかで、Ethereumが相対的に強く推移する可能性を示したものだとしている。

一方で、ETH/BTCは今週に入って反発の兆しを見せたものの、長期的な上昇トレンドへの転換には、なお追加の好材料が必要だとの慎重な見方も出ている。

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