科学技術情報通信部は1月30日、国防部、国家AI戦略委員会とともに「国防AX政策懇談会」を開催した。独自AI基盤モデルを軸に、国防分野でのAI活用を加速させるため、データ提供や計算資源支援などの連携を強化する方針だ。
懇談会には、科学技術情報通信部のリュ・ジェミョン第2次官、国防部のイ・ドゥヒ次官、国家AI戦略委員会のイム・ムニョン副委員長のほか、国防・安全保障分科のシム・スンベ分科長らが出席した。国防AXの推進に向けた政策の方向性を議論した。
出席者は、国家安全保障の観点から、国防分野全般でAI転換を進めることが不可欠との認識で一致した。国防AXは、国防力と国家のAI競争力を同時に高める重要課題と位置付けた。そのうえで、AI基盤モデルを活用した国防向けAIモデルの開発、国防AX推進に必要な計算基盤の支援、関係機関による先行事例の共有などで政策協力を深める方針を確認した。
政府は2026年第1四半期中に、国防分野の公開データを「独自AI基盤モデル」プロジェクトの選抜チームに提供する。これにより、独自AIモデルの高度化を加速し、国防分野での活用可能性も高める考えだ。
中長期的には、独自AI基盤モデルをベースとした国防特化型AIモデルの開発に向け、政策面での連携を強化する。
リュ・ジェミョン第2次官は、「世界水準のAI技術力と、それを国防や公共、民間など幅広い分野へ展開する実行力が結び付けば、韓国は真のAI強国へ飛躍できる」と述べたうえで、「国防AXの革新を先導できるよう積極的に支援する」と表明した。
イ・ドゥヒ次官は、「国防分野全般にAIを段階的に導入する『国防AX』、すなわち『国防AI大転換』を進めている」と説明した。そのうえで、「国防AXは最終的に国家全体のAI発展にも寄与する」と強調した。
イム・ムニョン副委員長は、「国防AXは現在策定中の『韓国AI行動計画案』の中核項目だ」と述べ、「政府横断の政策調整と連携を通じて、国防AXの推進を積極的に後押しする」とした。
科学技術情報通信部、国防部、国家AI戦略委員会は今後、定例協議の枠組みを整え、実務レベルから高官級まで継続的に議論を進めることで一致した。