写真=Samsung ElectronicsのA4サイズ13型「Samsung Color e-Paper」製品イメージ

Samsung Electronicsは1月30日、A4サイズの13型「Samsung Color e-Paper」をグローバルで順次発売すると発表した。2025年に投入した32型に続く新モデルで、カラー電子ペーパーのラインアップを拡充する。

Samsung Color e-Paperは、デジタルインク技術を採用した超低消費電力ディスプレイ。表示内容を保持している間は電力を消費しないという。

13型モデルの解像度は1600×1200で、アスペクト比は4:3。最薄部は8.6mm、バッテリー込みの重量は0.9kgとした。

着脱式バッテリーを備えるほか、設置用スタンドや天井吊り下げ用ブラケットも用意する。壁面設置、天井からのワイヤー吊り、卓上設置に対応する。

新製品には、植物性プランクトン由来オイルをベースとしたバイオレジンを採用した。同社によると、この原材料はレジンの生産工程で二酸化炭素を直接吸収する植物性プランクトンを活用しているという。

製造工程では、従来の石油由来プラスチックと比べて炭素排出量を40%以上削減できるとしている。製品カバーについては、バイオレジンと再生プラスチックの含有率が50%を超えることについて、グローバル認証機関ULの検証を受けた。

Samsung Color e-Paperには、視認性を高める「カラーイメージングアルゴリズム」を適用した。専用モバイルアプリにも対応し、コンテンツのプレイリスト管理や機器制御が可能だ。

サイネージ向けコンテンツ運用ソリューション「Samsung VXT」を使えば、既存サイネージとの一元管理も行える。Samsung VXTはコンテンツ画質の最適化に加え、実際の表示に近い色味を事前に確認できるプレビュー機能を備える。

Samsung Electronicsの映像ディスプレイ事業部副社長、キム・ヒョンジェ氏は「環境負荷を最小化するため、植物性プランクトンベースのバイオレジンを開発し、業界で初めて製品に適用した」と述べた。

その上で「紙の代替となる『Color e-Paper』の新製品や新素材の開発を通じて、新市場の開拓を主導していく」と強調した。

このほか、同社は2月にスペイン・バルセロナで開かれる欧州最大の業務用ディスプレイ展示会「ISE 2026」で、A3サイズの20型Samsung Color e-Paperを初公開する予定だ。

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