写真=Toss Bank

Toss Bankは1月30日、金融詐欺の手口や被害傾向をまとめた「トスバンク金融詐欺防止レポート(Toss Bank Financial-fraud Prevention Report、以下TFP)」を公開した。2021年の立ち上げ以降、同社が運用してきた「安心補償制度」に蓄積されたデータを分析し、レポートにまとめた。

TFPは、金融詐欺の見落とされやすいリスクを可視化し、実効性のある予防策を提示する目的で企画したもの。金融犯罪の実例を基に、変化する犯罪トレンドを具体的に示し、金融消費者の被害防止につなげる狙いがある。

レポートには、状況別に押さえるべき対応手順も盛り込んだ。突発的な被害リスクに直面した際に必要な行動原則を、インフォグラフィック形式で分かりやすく整理したという。

今回公開したTFP Vol.1では、デジタル環境に慣れた20〜30代が、かえって金融詐欺の新たな標的になっている点に注目した。特に、足元で広がっている心理支配型の詐欺、いわゆるガスライティング型詐欺を代表的な新手口として分析した。

この手口は、単に送金を誘導するだけでなく、被害者を犯罪の共犯者であるかのように追い込み、心理的に孤立させるのが特徴という。詐欺犯が反省文や自己紹介書の作成を要求したり、家族や知人との連絡を断たせたりするケースが繰り返し確認されていると指摘した。

Toss Bankの関係者は「TFPは、金融消費者が日常的に活用できる犯罪予防ガイドになる」とした上で、「実例に基づいて変化する金融犯罪のパターンを迅速に伝え、顧客資産の保護につなげていく」とコメントした。

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