韓国の産業技術人材が174万人規模に拡大した。産業通商資源部が31日に公表した調査結果によると、2024年末時点の産業技術人材は173万5669人で、前年末に比べ1万8823人増加した。増加は4年連続となる。
調査は、従業員10人以上の全国2万1327事業所を対象に実施した。産業技術人材は、高卒以上の学歴を持ち、研究開発、技術、生産、情報通信関連業務の管理者や企業役員などとして勤務する人材を指す。2020年にいったん減少した後、2021年から増加基調が続いている。
12大主力産業に従事する人材は115万6025人で、全体の66.6%を占めた。前年末比では1万3543人増えた。産業別では、半導体が4.3%増、バイオヘルスが4.0%増と、他の主力産業に比べ高い伸びを示した。半導体、バイオヘルス、ソフトウェア、ITビジネスは、直近5年間にわたって増加が続いている。
造船も2年連続で増加した。2024年の在籍人員は5万9213人で、前年比1.2%増だった。8年続いた減少傾向から脱した。一方、前年比で減少したのはディスプレイ、繊維、化学の3業種のみで、繊維は直近5年間、減少が続いた。
首都圏への集中も強まった。産業技術人材に占める首都圏の比率は、2023年の50.29%から2024年は50.34%に上昇した。2023年に全国の過半を超え、2020年の49.7%と比べると4年間で0.64ポイント上昇した。
技術人材の不足人員は3万9834人で、前年より1.6%増えた。不足人員は、事業所の通常の運営と生産設備の稼働に必要な追加人員を指す。業種別では、ソフトウェアが6561人、電子が5639人、化学が4620人、機械が4292人不足した。
求人と採用はいずれも非首都圏の比率が首都圏を上回った。経験者向け求人は首都圏49.9%、非首都圏50.1%、新卒求人は首都圏42.2%、非首都圏57.8%だった。採用でも、経験者は首都圏49.7%、非首都圏50.3%、新卒は首都圏41.4%、非首都圏58.6%となった。退職者数は前年に比べ0.7%減少した。