TruBridge Capital Partnersの共同創業者メル・ウィリアムズ氏は、人工知能(AI)ブームがVC業界で過去最大級の富を生む可能性がある一方、多くのAIスタートアップが今後の調整局面で淘汰されるとの見方を示した。
米Business Insiderが28日(現地時間)に報じた。ウィリアムズ氏は、ジャック・アルトマン氏が司会を務めるポッドキャスト「Uncapped」で、「われわれはAIの波のまだ初期段階にいる。今後10年にわたり、大規模な調整が起きる」と語った。
同氏は、足元のAIスタートアップ投資が過熱していると指摘する。OpenAIや主要AI研究機関の出身者が、プロダクト・マーケット・フィット(PMF)を確認しないまま高い評価を受け、多額の資金を調達しているという。
AI市場では今後、少数の企業が利益の大半を握る構図がさらに強まるとみる。
ウィリアムズ氏は、「AIソフトウェアはほぼ追加コストなしに瞬時にスケールでき、企業と消費者の双方でAIツールの導入が急速に進んでいる」と説明。その上で、「PMFを確立した企業が市場を支配し、そうでない企業は淘汰される」と述べた。
同氏によると、AI関連投資はすでにベンチャー投資市場全体の50〜60%を占めており、大規模な調整は避けられないという。「AI投資の環境は極めて過熱しており、今後、多くの企業が失敗する可能性が高い」と話した。
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