Palantirの株価が11月に16%下落し、月間ベースで2年ぶりの大幅安となった。CNBCが28日(現地時間)に報じた。
背景には、AI関連株全体に対する割高感への警戒がある。これに加え、「ビッグ・ショート」で知られるマイケル・バリー氏がPalantir株の空売りポジションを積み増したことも、投資家心理の重荷となった。
Palantirは第3四半期決算で、20億ドル(約3000億円)規模の自社株買い計画を公表した。一方で、市場ではバリュエーションの高さを懸念する見方も強まった。
RBC Capital Marketsは、同社の成長が一部顧客への依存に支えられていると警戒感を示した。Deutsche Bankも割高リスクを指摘したという。
こうした見方を受け、決算発表後の11月10日には株価が1日で10%下落した。
アレックス・カープCEOはCNBCの番組で、「AIや半導体産業がバブルだという主張はばかげている」と述べたうえで、マイケル・バリー氏を批判した。
11月のAI関連株は総じて軟調だった。NVIDIAは12%下落し、MicrosoftとAmazonもそれぞれ5%下げた。上昇したのはAppleとAlphabetのみで、いずれも小幅高にとどまった。
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