中国のインターネット大手Baiduが、国内のAIチップ市場で存在感を高めている。CNBCは28日(現地時間)、同社が独自チップ「Kunlunxin」をてこに、NVIDIA製品の代替候補として台頭していると報じた。
BaiduはKunlunxinを中心に半導体事業を強化しており、CNBCは今後数年で中国国内のAIチップ需要を取り込む可能性が高いと伝えた。
同社はこのほど、今後5年間のチップ開発ロードマップを公表した。2026年に「M100」を投入し、2027年には「M300」を市場に投入する計画だ。
現在、Baiduのデータセンターでは自社開発チップとNVIDIA製品を併用している。CNBCによると、同社は外部データセンター向けのチップ販売やクラウドサービスの提供を通じて収益を上げている。
また、今年初めには中国最大の通信事業者China Mobileのサプライヤーにも選定された。
JPMorganは、Baiduのチップ売上高が2026年までに6倍の80億元(11億ドル、約1650億円)に達すると予測した。Macquarieのアナリストは、Kunlunチップ事業の価値を約280億ドル(約4兆2000億円)と評価している。
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