27日の韓国株式市場で、KOSPIは前日の米ニューヨーク株高を追い風に続伸し、5営業日ぶりに2600台を回復した。
韓国取引所によると、同日午前10時22分時点のKOSPIは2617.20で、前日比56.33ポイント(1.42%)高。始値は28.58ポイント(0.72%)高の2589.45で、その後も上げ幅を広げた。
2600台を回復するのは20日以来、5営業日ぶり。売買主体別では、有価証券市場で外国人投資家が582億ウォン、機関投資家が1111億ウォンをそれぞれ買い越し、相場を押し上げた。個人投資家は1615億ウォンの売り越しだった。
前日の米国市場では、堅調な雇用指標が意識される一方、利下げ期待が残るなかで人工知能(AI)関連株に循環物色が入り、主要3指数がそろって上昇した。
米労働省が公表した失業保険の継続受給申請件数は前週比7000件増となり、雇用市場への警戒感はくすぶった。ただ、12月の利下げ観測は根強く、株式市場の支援材料となった。
個別では、AIインフラ市場での優位性に対する懸念からこれまで弱含んでいたNVIDIAが1.37%高、Microsoftが1.78%高と反発し、相場をけん引した。
一方、GPU依存を大幅に下げたAIサービス「Gemini 3.0」への期待を背景に直近で急伸していたAlphabetは1.04%安と小幅に調整した。韓国市場でも米株高の流れを引き継ぎ、買い優勢の地合いとなっている。
また、韓国銀行が市場予想通り政策金利を2.50%に据え置いたことで、朝方の警戒感も和らいだ。
主力株では、NVIDIA高を受けてSK hynixが5.34%上昇し、55万ウォン台を回復。Samsung Electronicsも2.09%高で、10万4000ウォン台に乗せた。
このほか、Samsung Biologicsは1.27%高、LG Energy Solutionは0.92%高、Doosan Enerbilityは1.67%高、Hanwha Aerospaceは1.72%高、KB Financial Groupは0.32%高と堅調に推移した。
半面、前日にDunamuの買収を決めたNaverは2.85%安。LG Chemは2.14%安、POSCO Holdingsは0.63%安と、二次電池関連株の一角も軟調だった。Hyundai Motorも0.19%安で推移した。