中国のAI企業MiniMaxは、香港証券取引所への上場後初めて業績を開示し、2025年の売上高が7900万ドル(約119億円)だったと発表した。2024年の約3000万ドル(約45億円)から2倍超に増えた。一方、最終赤字は18億7000万ドル(約2805億円)と、前年の4倍に拡大した。
増収には、動画生成アプリ「Hailuo AI」など主力製品の伸びが寄与した。
ただ、収益拡大とは対照的に赤字幅は大きく広がった。MiniMaxによると、負債計上している転換優先株の評価変動が影響し、最終赤字を押し上げたという。
採算性には改善の兆しもみられる。売上総利益率は2024年の12.2%から、2025年には25.4%へ上昇した。
もっとも、事業環境は厳しさを増している。AIモデルとアプリの両市場で、Alibaba GroupやByteDanceといった大手に加え、Moonshot AIを含む新興企業とも競合しているためだ。
MiniMaxは先月、最新のオープンソース大規模言語モデル「M2.5」を公開した。業務プラットフォーム「Notion」は、同モデルを自社プラットフォームで初のオープンソースモデルとして採用した。
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