写真=PayPay

ソフトバンク傘下のPayPayが、NASDAQ上場に向けて今週開始する予定だった新規株式公開(IPO)ロードショーを延期した。ロイター通信が3日、関係者2人の話として報じた。

米国とイスラエルによるイラン空爆に加え、最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイの死亡が伝わったことで、世界の金融市場が大きく動揺したことを受けた対応という。

PayPayは当初、3日の市場開始前に想定価格帯を記載した修正目論見書を提出し、その後、大手機関投資家向けの説明を順次始める計画だった。

ただ、ロイターによると、PayPayの経営陣はアドバイザーと協議したうえで、中東情勢が市場に与える影響を見極める必要があると判断し、ロードショーの日程をいったん保留した。

3日の市場では、空爆の報道を受けてエネルギー価格が急騰し、主要株価指数は下落した。

投資家の間では安全資産に資金を移す動きが強まり、米国株の「恐怖指数」とされるボラティリティー指数(VIX)は3カ月ぶりの高水準となった。

ロイターは、政治的な不確実性が高まる局面では、機関投資家が新規上場銘柄への投資に慎重になりやすいと伝えている。

キーワード

#PayPay #ソフトバンク #NASDAQ #IPO #ロードショー #VIX
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.