欧州の主要銀行が参加するコンソーシアム「Qivalis」が、2026年後半のユーロ建てステーブルコイン発行を視野に、暗号資産取引所や流動性供給会社との提携協議を進めている。Cointelegraphが2日、報じた。
QivalisにはING、UniCredit、CaixaBank、BBVAなど欧州の大手銀行が参加している。コンソーシアムは取引所や流動性供給会社との連携を通じて流通基盤を整備し、ユーロ建てステーブルコインの普及を後押しする考えだ。
このプロジェクトは、QivalisのCEOでCoinbaseドイツ元代表のヤン・セル氏が主導している。欧州の規制に準拠しつつ、米ドル建てステーブルコインの代替となる選択肢を目指すという。
報道によると、スペインの暗号資産取引所Bit2MeはQivalisと協議を進めている。マーケットメイカーや流動性供給会社の参加も見込まれている。
QivalisのCFO、フロリス・ルグト氏は、準備資産の少なくとも40%を銀行預金とし、残りをユーロ圏の短期国債で運用する方針を明らかにした。特定国への集中リスクを抑えながら、24時間の償還に対応できるステーブルコインの提供を目指す。
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