Bybitの取引所イメージ(写真=Shutterstock)

暗号資産市場の軟調な地合いが続く中、機関投資家向けに暗号資産オプション取引を提供するSTS Digitalが3000万ドルを調達した。STS Digitalはバミューダに拠点を置くスタートアップ。

米Fortuneによると、今回の調達ラウンドはベンチャー投資会社CMT Digitalが主導した。暗号資産取引所Krakenのほか、Arrington Capital、Fidelityの投資部門も参加した。

STS Digitalは現在、400超の暗号資産オプション契約を取り扱っている。流動性供給を担うマーケットメーカー業務も手掛ける。

CMT Digitalの投資パートナー、サム・ハレン氏は「400超の暗号資産オプションを手掛ける事業者は市場でもほとんど存在しない」と説明した。そのうえで、「技術面でもリスク管理面でも極めて難易度の高い領域だが、STS Digitalはそれを実現した」と評価した。

STS DigitalのCEO、マキシム・サイラー氏は、暗号資産市場が永久先物中心の構造になっている点に懸念を示した。満期や最大損失をあらかじめ設定できるオプションは、相場変動が大きい局面で機関投資家にとって有効なヘッジ手段になり得ると強調した。

同氏は2024年10月10日の事例にも言及し、「暗号資産専業の取引所が顧客ポジションを強制清算し、相場下落を一段と加速させた」と指摘した。

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