【バルセロナ(スペイン)=イ・ジノ】Xiaomiは2月28日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開催したグローバル発表会で、次世代フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 17」シリーズを公開した。Leicaとの協業を軸にカメラ機能を前面に打ち出したほか、「Leica Leitz Phone」「Xiaomi Pad 8」シリーズ、電動ハイパーカーも披露した。
今回の発表では、Leicaとの連携強化が大きな柱となった。Xiaomiは、製品開発からユーザー体験までを含む共同開発体制を通じて、モバイルイメージングの新たな基準を提示したとしている。
◆「Xiaomi 17 Ultra」、カメラ性能で上位市場を狙う
なかでも注目を集めたのが「Xiaomi 17 Ultra」だ。XiaomiのUltraシリーズとしては最も薄く軽い設計としながら、6000mAhの大容量バッテリーを搭載し、厚さは8.29mmに抑えた。
カメラでは、スマートフォンとして初めてLeica認証のアポクロマート(APO)レンズ構成を採用した。1インチLOFICメインカメラセンサーを搭載し、広いダイナミックレンジと安定したHDR表現を実現する。Leica監修の2億画素ベースの75~100mm可変望遠ズームも備え、ズーム域全体で高い光学性能を確保したとしている。
メインカメラと望遠カメラはいずれも最大4K/120fpsのDolby VisionおよびACES Log撮影に対応する。Xiaomi Shield Glass 3.0とIP68相当の防水・防塵性能も備え、耐久性を高めた。「Photography Kit Pro」装着時には、2000mAhバッテリーの追加に加え、物理シャッターボタンによりLeicaカメラに近い操作感を実現するとしている。
標準モデルの「Xiaomi 17」は、厚さ8.06mm、重量191gの薄型軽量ボディに高性能なイメージング機能を搭載した。Ultraを含む「Xiaomi 17」シリーズ全モデルは、アプリケーションプロセッサにSnapdragon 8 Elite第5世代モバイルプラットフォームを採用した。
Xiaomiのスマートフォン部門社長ルー・ウェイビン氏は、「Xiaomi 17のデザインでは完成度の高さを追求した。極細の対称ベゼルや、滑らかな手触りのアルミニウムフレームなど、細部までこだわった」と説明した。
Xiaomiは同日、Leica創業100周年を記念して共同開発した「Leica Leitz Phone」も紹介した。ニッケルの陽極酸化処理を施したアルミニウムボディを採用し、実際のズームカメラの操作感を再現した物理ダイヤル「Leica Camera Ring」を備える。新たに搭載した「Leica Essential Mode」では、Leica M9とM3の描写や撮影スタイルをデジタルで再現するとしている。
◆「Xiaomi Pad 8」シリーズ公開、電動ハイパーカーも披露
タブレット新製品の「Xiaomi Pad 8」シリーズも公開した。Proと標準モデルはいずれも11.2インチの3.2Kディスプレイを搭載し、リフレッシュレートは144Hz、最大輝度は800ニト。屋外でも見やすい表示性能を訴求する。厚さ5.75mm、重量485gの薄型軽量設計に加え、9200mAhの大容量バッテリーを備え、長時間利用に対応する。Xiaomi Pad 8 ProにはSnapdragon 8 Eliteモバイルプラットフォーム、Xiaomi Pad 8にはSnapdragon 8s第4世代モバイルプラットフォームをそれぞれ採用した。
このほか、空力性能を重視して設計した電動ハイパーカー「Xiaomi Vision Gran Turismo」も披露した。空気抵抗の低減と高いダウンフォースの両立を図った点が特徴だとしている。