Appleは、iPhone向け「iOS 26.4」ベータ版を公開した。Apple Music、リマインダー、Apple Podcasts、Apple TV、ヘルスケア、Freeformの標準アプリ6つを中心に、AI機能の追加とUIの見直しを進める。
米ITメディアの9to5Macが2月26日(現地時間)に報じた。今回の更新では、主要アプリ間の連携強化と操作性の改善に重点を置いたとしている。
目玉の1つは、Apple MusicへのAI機能の導入だ。iOS 26.4対応の最新iPhoneでは、「Playlist Playground」により、自然言語の指示だけでカスタムプレイリストを作成できる。
あわせて、アルバムとプレイリストには没入感を高めるフルスクリーンデザインを採用した。ホーム画面向けのアンビエントウィジェット、アーティストの公演情報表示、複数プレイリストへの一括追加にも対応し、音楽体験を見直した。
リマインダーでは、AIを活用した機能強化を実施する。既存の緊急通知機能を拡張し、アプリ上部に専用のスマートリストを配置した。
時間制限のある重要タスクは、ロック画面とライブアクティビティからすぐに確認・処理できるようにし、予定や作業の見落としを防ぎやすくした。
FreeformもAI機能を拡充した。新たにコンテンツハブを設け、Appleがキュレーションした写真、グラフィック、背景素材にアクセスしやすくした。
さらに、OpenAIのモデルを基盤とするAI画像生成機能を搭載し、制作ツールとしての活用範囲を広げた。
Apple PodcastsとApple TVでは、視聴体験の改善に力を入れた。Apple Podcastsは動画視聴インタフェースを大幅に見直し、コンテンツを直感的に探して再生しやすくした。
Apple TVアプリでは、これまでアクセシビリティ設定内にあった字幕スタイルのメニューを再生画面から直接切り替えられるようにした。クラシックやアウトライン付きテキストなど、複数の字幕スタイルを場面に応じて選べる。
ヘルスケアでは、睡眠データのハイライトに「就寝時間」を追加し、直近2週間の傾向を棒グラフで表示する。
血中酸素濃度データもバイタルのグラフに再表示されるようになり、健康状態の推移を把握しやすくなる。
iOS 26.4では、端末全体でAI連携を深めるとともに、インタフェースの洗練も進める。Appleはベータ版を通じて利用者のフィードバックを集め、正式版の提供につなげる方針だ。