Anthropicの消費者向けチャットボット「Claude」で利用拡大が続いている。有料契約者数は前年10月比で2倍超となり、昨年11月以降の日次新規登録者数も3倍に増えた。米The Informationが26日(現地時間)に報じた。
無料ユーザーも直近1カ月で60%増加した。Anthropicは具体的な登録者数を公表していない。
Anthropicは成長要因として、コーディングエージェント「Claude Code」と、オフィス業務を自動化するエージェント「Claude CoWork」の利用急増を挙げた。いずれも有料契約者向けのサービスだ。
週次ユーザー数ベースでは、ClaudeはOpenAIのChatGPTやGoogleのGeminiに大きく水をあけられている。ChatGPTの週次ユーザー数は9億1000万人、Geminiは7億5000万人規模という。
Anthropicは2025年の年間売上高を約45億ドルと見込む。このうち86%はAPIモデルの販売が占め、残る約6億ドルはチャットボット事業による売り上げになるとみられている。
Anthropicはこれまで企業市場の開拓に注力してきたが、足元では消費者向け事業の強化も進めている。先月にはInstagram出身のプロダクトリーダー、アンドリュー・フェルドマン氏を消費者向けプロダクト統括として起用した。
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