画像=Reve AI

人工知能(AI)データセンター向けのメモリ需要が急増し、スマートフォン市場にしわ寄せが及んでいる。IDCは、2026年の世界スマートフォン出荷台数が11億2000万台と前年比12.9%減少し、平均販売価格(ASP)は523ドル(約7万8450円)まで上昇するとの見通しを示した。

TechCrunchが2月26日(現地時間)に報じたところによると、IDCはこうした見通しを公表した。12.9%の減少率は過去10年で最大という。

IDCは、メモリ不足は一時的な現象にとどまらず、市場構造そのものを変える可能性があると分析した。低価格帯の縮小が進み、中小ブランドには市場撤退圧力が強まるとみている。

地域別では、中東・アフリカの出荷が20%超減少する見通し。中国は10.5%減、アジア太平洋は13.1%減と予測した。

コンサルティング会社Counterpointも昨年、スマートフォン出荷の減少を予測していたが、当時の見通しは2.6%減にとどまっていた。今年初めにはNothingのCEO、カール・ペイ氏が、メモリモジュール価格の上昇により、スマートフォン価格が30%超上昇するか、仕様の引き下げを迫られる可能性があると指摘。とりわけ中低価格帯は20%以上縮小する可能性が高いとの見方を示していた。

キーワード

#AI #スマートフォン #メモリ #IDC #データセンター
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.