XRPに3月の反発シナリオが浮上している。テクニカル面ではダブルボトム形成が意識されているほか、大口保有者による売り圧力の後退も支援材料となっている。一方で、50日指数移動平均(EMA)が上値抵抗として意識されており、マクロ環境もなお不透明だ。Cointelegraphが26日、報じた。
報道によると、XRPは1.30~1.35ドル近辺の支持線を2度試し、ダブルボトムを形成した。このパターンが維持され、1.50ドルのネックラインを上抜ければ、1.68~1.70ドルまで上昇する可能性がある。足元の水準からみると、上昇余地は約20%となる。
需給面では、クジラの売り圧力も和らいでいる。CryptoQuantによると、90日移動平均ベースのXRPクジラ純流出は、2025年12月のマイナス3350万XRPから直近ではマイナス329万XRPまで縮小した。
価格が25%下落する局面でも、大口保有者の売りが細っていたことを示すという。加えて、1000XRP以上を保有するウォレット数は直近で増加に転じた。クジラが売却を控え、押し目での買い集めに動いた可能性がある。
Cointelegraphは、2025年4月にも同様の動きがみられ、その後XRPが50%以上反発したと伝えた。今回もクジラの動向が純買いへ転じれば、1.68~1.70ドルの目標水準に到達する可能性が高まるとしている。
一方で、1.68~1.70ドルの水準は、2月を通じて上抜けに失敗してきた50日EMAの抵抗線を上回る位置にある。ここを突破できなければ、30%下落を示唆するベア・ペナントが意識される可能性もある。
マクロ要因も逆風となり得る。AI関連を起点とするリスク回避の地合いや、米国とイランの緊張が続けば、XRPの上昇余地は限られる可能性がある。投資家はテクニカル要因に加え、こうしたマクロリスクにも目配りが必要だと同メディアは指摘した。
市場アナリストのドン・ウェジは、XRPがチャネル上限を上抜ければ、強い上昇トレンドに移行する可能性があるとみている。ウェジは、XRPが2025年7月に3.6ドルの高値を付けた後、下降チャネルを形成したと分析している。
XRPは2025年1月以降、下落圧力が続いており、足元では1.37ドル前後で推移している。下落率は62%に達している。