Stripeの共同創業者で社長のジョン・コリソン氏は、ステーブルコインと高速ブロックチェーンの整備を背景に、AIエージェント取引が今後大きく拡大するとの見通しを示した。StripeはUSDC対応に向けてCoinbaseのEthereumレイヤー2「Base」との連携を進めており、この分野への取り組みを強めている。
The Blockによると、コリソン氏は25日、出演したポッドキャストで、ステーブルコインと高速ブロックチェーンがAIエージェント取引を支える中核インフラになると述べた。
Stripeは、AIエージェントがUSDCで取引できるようにするため、CoinbaseのEthereumレイヤー2ネットワーク「Base」と統合を進めている。
またBloombergは、StripeがPayPalの買収を検討しているとも報じている。AIとブロックチェーンを軸とする金融エコシステムの拡大を加速させる狙いがあるとみられる。
AIエージェント経済圏とは、ソフトウェアが単なるテキスト生成にとどまらず、ウォレット管理や資金調達、取引執行まで自律的に担う仕組みを指す。この分野では、CoinbaseがAIエージェント向けウォレットを開発。MoonPayも、AIがオンチェーン取引を行えるよう、非カストディアル型のレイヤーを提供した。
一方、自動化された金融システムにはリスクも残る。The Blockは、OpenAIの開発者が作成したAIエージェントが指示を誤って解釈し、あるソーシャルメディア利用者の資産を全額送金してしまった事例を紹介。セキュリティ面の課題がなお解消されていないと伝えた。