フィジカルAI企業のRLWRLDは2月26日、シード2ラウンドで2600万ドルを調達したと発表した。国内外で協業ニーズが広がるなか、今回の調達は資金の積み増しにとどまらず、産業現場を持つ戦略投資家との連携を広げる狙いがあるとしている。
同社はこれに先立つシード1ラウンドで約1500万ドルを調達しており、今回を合わせた累計のシード投資額は約4100万ドルとなった。
シード2には、グローバルVCのHeadline Asiaのほか、Yahoo JapanとLINEの統合法人であるZ Holdingsのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)、Z Venture Capital Corporationなどの財務投資家が参加した。戦略投資家としては、CJ大韓通運、Kakao Investment、Lotte Ventures、Hanwha Asset Management、Mirae Asset - Emart Investment Fund Iが参画した。
Headline Asiaの創業パートナー、アキオ・タナカ氏は「ロボティクスの次の段階は、工場など実際の生産現場でロボットが直接学習し、そこで蓄積した経験をより多くの現場に適用できる『拡張可能な知能』へと発展させることから始まる」とコメントした。さらに「労働力不足が深刻化する東アジアにおいて、RLWRLDが主要産業パートナーと緊密に連携し、現場データを蓄積できる点は、長期的な競争力の重要な基盤になる」と述べた。
RLWRLDのリュ・ジュンヒ代表は、「シード2は資金を上積みするためのラウンドではなく、産業転換をともに進める同盟を広げるための選択だった」と説明した。そのうえで「フィジカルAIは現場で検証されなければ意味がない。今年のモデル公開を起点に、戦略パートナーとのグローバルRXを本格化する」と語った。