写真=Dell Technologiesの「PowerEdge XR9700」

Dell Technologiesは2月26日、Cloud RANおよびエッジAI向けの堅牢サーバ「PowerEdge XR9700」を発表した。クローズドループ液冷を採用した完全密閉型で、電柱や屋上など屋外環境での運用を想定する。2026年下半期に発売する予定だ。

同社によると、PowerEdge XR9700は電柱や屋上、建物外壁など、外気に直接さらされる場所でも、追加の保護筐体を使わずに設置・運用できるよう設計した。従来のデータセンターインフラを展開しにくい都市部の高密度エリアや遠隔地、設置スペースが限られる施設でも活用を見込む。

通信事業者やエッジ環境を運用する組織では、電力や設置スペースの制約からコンピューティングリソースの配備が課題になりやすい。PowerEdge XR9700は、外部環境から遮断したIP66準拠の小型筐体に高性能コンピューティングを搭載し、必要な場所へ直接設置できるようにした。

通信事業者は、ソフトウェア定義アーキテクチャをベースにPowerEdge XR9700を活用することで、基地局サイトでCloud RANやOpen RANの処理を担える。データの生成・利用が行われる現場で、エッジアプリケーションやAIアプリケーションを直接実行する用途も想定している。

Dell Technologiesのキム・ギョンジン総括社長は「極限の屋外環境でも、コンピューティング性能が制約を受けるべきではない」とコメント。「PowerEdge XR9700は、これまで配備が難しかった場所までCloud RAN、Open RAN、エッジAIの処理能力を広げ、ネットワーク拡張とエッジアプリケーションに新たな可能性をもたらす」と述べた。

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