Midasbooksは2月26日、AIを活用した読解力育成の実践書「AI時代、読解力はこう伸ばす」を刊行したと発表した。
同書は、子どもが学びの主導権を握る「能動的学習構造」に焦点を当てている。自動要約や手軽に得られる情報が考える力の低下を招きかねないとして、AIを用いて問いを立て、確かめるための道具として活用する方法を提案している。
本書では、個別最適化に対応したプロンプトと活動シートを収録。読書前の問いの設計から物語づくりまでのプロセスを、現場で活用しやすい形で解説した。出版社は、子どもがAIに頼り切るのではなく、自ら判断し表現する力を育む学習を後押しする内容だとしている。
全5章構成で、AI時代における読書を取り巻く変化を整理した上で、好奇心を刺激しながら背景知識を積み上げる深い読書プロセスへとつなげる。著者は「没入プロンプト」と「感情表現トレーニング」により、書き出しに悩む場面での戸惑いを和らげ、創造性を引き出せると説明している。
共著者のナ・ギップムとイ・ジェウンは、それぞれ教育プラットフォーム「Qurate」と「読書文解研究所」を運営する、読解力教育に携わる教育企画者だ。
Midasbooks編集部は、「AIをどう使うかではなく、何のために使うかが教育の本質だ」とコメント。「本書で示した体系的なAI活用戦略を通じて、子どもが自ら問い、探究しながら読解力を深めていく道筋を示した」としている。
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