Kraftonは2月26日、社内コミュニケーションプログラム「Krafton Live Talk」を通じて、新たなビジョンとコアバリューを公表した。大型フランチャイズIPの確保とAI活用を中長期戦略の柱に据える方針を示すとともに、コーポレートアイデンティティ(CI)も刷新した。
同社は、新ビジョンを通じてゲーム事業の本質に軸足を置きつつ、新たなジャンルや技術領域への挑戦を続ける中長期の方向性を打ち出した。
キム・チャンハン代表は「変革期における組織の方向性の統一」をテーマに新ビジョンを公開した。ビジョンでは、「私たちはゲーマーのロマンを実現するため、誰も行かない道を進む。予想を超える大胆な想像力と技術で、世界中のファンに忘れられない世界を届けるため、大胆に挑戦し開拓する」と掲げた。同社が重視してきた挑戦精神と未来志向のDNAを盛り込んだとしている。
ビジョンの中核メッセージを示すスローガンは「Pioneer the Undiscovered」。ゲーム業界を取り巻く環境変化やAI技術の普及が進む中、転換期における判断基準と行動指針を明確にする狙いがある。
新ビジョンのもと、Kraftonは中長期戦略として大型フランチャイズIPの確保と、AIを活用した将来価値の拡大を加速する。小規模かつ迅速な挑戦で新たな可能性を検証し、競争力が確認できたプロジェクトをフランチャイズIPへ育成する戦略を進めている。あわせて、これまで蓄積してきた技術と組織能力を踏まえ、新規事業の検討と成長戦略の具体化も進める。
ビジョンの実現に向け、5つのコアバリューも再定義した。内容は、①大胆な目標への挑戦 ②徹底した準備に基づく試み ③想像力と技術の融合 ④ファン中心の思考 ⑤グローバルな視野と感覚――の5項目。今後は、プロジェクト推進や主要な意思決定における共通基準として活用する。
新たなビジョン体系に合わせ、CIも全面的に刷新した。新CIは「Perspective Shift」をコンセプトに据え、大胆な挑戦を視覚的に表現したもの。慣れた視点を切り替え、新たな可能性を見いだして広げていく意味を込めたという。ブランドカラーには躍動感と力強さを備えた赤系を採用し、グローバル市場での差別化された認知獲得を狙う。
キム代表は「Kraftonは、ゲーマーのロマンを実現するために、誰も行かない道を切り開く企業だ」としたうえで、「今回あらためて打ち出したビジョンとコアバリューは、Kraftonならではの方法で世界中のファンに忘れられない体験を届け、ゲーム産業の可能性を広げる変化の出発点になる」と述べた。