祖国革新党のイ・ヘミン議員は2月24日、AIサービスプラットフォーム企業のWrtn Technologiesを訪れ、若手開発者やプロダクトマネージャーらと意見交換した。AI産業の競争力強化に向け、現場が抱える課題やキャリア形成、プロダクト開発における意思決定のあり方などについて意見を交わした。
イ議員は国会科学技術情報放送通信委員会に所属している。今回の懇談会には、AIエージェント、キャラクターチャット、開発自動化ツール、コンテンツサービス、マーケティング、プロダクト企画などを担当する20〜30代の社員が参加した。
イ議員はGoogleで約20年にわたり勤務し、GoogleマップやGoogleデスクトップ検索の戦略立案、バーティカル検索の企画などを担当した経歴を持つ。
懇談会は、参加者の質問にイ議員が答える形式で進められた。技術進化が速い時代においても変わらないプロダクトマネージャーの役割や、AI企業の開発プロセスで何を優先して判断すべきか、IT分野でのキャリア形成などが主なテーマとなった。
イ議員は、Googleで新サービスを準備する過程では、チーム内の対立が生じて調整が必要になる場面も少なくなかったと説明。そのたびに判断の基準になったのは「どの方向でサービスを作れば、ユーザーに最も大きな価値をもたらせるか」だったと語った。「1つのサービスが10億人の暮らしを変え得るからだ。この点はIT、モバイル、AIサービスだけでなく、立法や政治でも変わらない」と述べた。
その上で、「1つのITサービスが企画され、開発され、ユーザーに届けられるまでの長いプロセスは、1つの法案が整えられ、立法手続きを経て施行される過程と本質的には変わらない」と指摘。「最終的にサービスや法案が向き合う相手は、ユーザーであり国民だという点を忘れてはならない」と強調した。
イ議員は最後に、「技術は政争の対象であってはならないという信念の下、現場で働く人たちが、自分たちの声が実際に形になっていると実感できるような立法活動に、これまで以上に力を尽くしたい」と述べた。