写真=Humax Mobilityの「Turu Parking」駐車管制ソリューションを導入した済州大学病院

Humax Groupは2月26日、子会社Humax Mobilityを通じて展開するモビリティインフラ事業の実績を公表した。駐車運営子会社のHi Parkingは全国約1400拠点で約29万台分の駐車区画を運営しており、2025年の売上高は約2000億ウォン(約220億円)に達したという。

同社は、ソウルの江南や汝矣島など首都圏の主要ビジネス地区を中心に駐車ポートフォリオを構築しており、グループの安定収益源の一つになっているとしている。

運営には、自社開発のモビリティハブプラットフォームとAIベースの駐車運用システムを活用している。

Humax Mobilityは、駐車、充電、フリート管理といったインフラ領域を収益基盤とし、これを土台に顧客接点サービスへ事業を広げる戦略を進めている。事業間のシナジー拡大も狙う。

インフラの中核は、Hi Parking、Humax EV、Kile 23 Jasperの3社が担う。この基盤の上で、Turu Car、Turu Taxi、Turu Driverなどのプラットフォームサービスを拡大していく構えだ。

Hi Parkingでは、運営の自動化とデータに基づく料金最適化を進めている。将来的には自動運転ロボタクシー産業の中核インフラになると見込み、関連データ基盤の整備を先行して進めていると説明した。

EV充電子会社のHumax EVは、普通充電器と急速充電器を合わせて2万基超を運用している。売上成長が続いており、今年はEBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)ベースで黒字を達成したという。

同社は、充電インフラ事業が先行投資フェーズから運用収益化フェーズへ移りつつあるとみている。EV普及の拡大に伴い、住宅地での充電需要が増える市場環境を踏まえた戦略だとしている。

フリート子会社のKile 23 Jasperは、車両の保有、供給、運用を一貫して担う。企業やモビリティ事業者向けに車両を供給する一方、全国約1350のネットワークを基盤に保守サービスも提供している。

車両管制ソリューション「Autoride」では、車両の位置、状態、走行データをリアルタイムで管理する。車両調達から運用、整備、処分まで、ライフサイクル全体を統合管理しているという。

カーシェアリングプラットフォーム事業者のPeoplecarは「Turu Car」を運営する。Turu Carは、Kile 23 Jasperを含む全国の地域レンタカー事業者と連携して車両を確保するオープン型の仕組みを採用しており、車両への直接投資負担を抑えたアセットライトモデルを実現したとしている。

今年は、Kakao Mobilityなど既存の需要先も含め、需要側と供給側の双方を拡大する計画だ。

タクシーおよび運転代行のプラットフォーム事業はConatusが手がける。Conatusはフランチャイズタクシーブランド「Turu Taxi」で約5000台規模の加盟ネットワークを運営し、法人向けを中心とした配車ネットワークも広げている。

運転代行では「Turu Driver」を展開する。直近では、運転代行のコール仲介ソフト事業者Callmanerを買収し、B2Bプラットフォーム機能を強化した。Callmanerは運転代行ドライバー供給プラットフォームとして国内2大事業者の一つだという。

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