画像=SKT

SKTは2月26日、国内外の企業と共同で、AIと通信機能を統合した次世代基地局技術「AI-RAN」を開発し、実証網でのデモに成功したと発表した。

AI-RANは、1台の装置で通信処理とAIサービスを並行して提供する次世代基地局技術。通信品質を維持しつつAIサービスも安定的に提供できるという。SKTはNokia、HFR、Intelと連携し、GPUを搭載した汎用サーバーを活用するAI-RAN構成を開発し、実ネットワーク環境で検証した。

Nokiaとは、AI演算を担うGPUと、通信処理向けアクセラレーターを組み合わせた構成を開発し、屋外環境で検証した。通信処理向けアクセラレーターは、大容量の通信データを汎用サーバー上で効率的に処理するための専用半導体としている。韓国の通信機器メーカーHFRとは、GPUだけで通信処理とAIサービスを同時に動かす方式を実証した。

Intelとは、仮想化基地局環境でAIを活用した統合リソース管理技術を検証した。AIがサーバーごとのCPU負荷や稼働状況をリアルタイムで分析・予測し、無線ネットワークのリソースを効率的に再配置する技術だ。SKTは、これをAI-RAN商用化に向けた中核技術と位置付けている。

SKTはMWC26で、AI-RANに加え、仮想化技術とAIベースの統合リソース管理技術を披露する予定だ。あわせて、オンデバイスAIによるアンテナ最適化技術、AIエージェント、通信とセンシングの統合技術も展示する。

SKTのネットワーク技術担当リュ・タクギ氏は、「AI-RANとAIベースの統合リソース管理技術の実証は、無線ネットワークが自律的に判断して最適化する自律ネットワークへの進化を加速させる大きな一歩だ」とコメントした。

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