画像=Naver。「ショッピングAIエージェント」の利用イメージ。要約ガイドを確認しながら、対話で商品を絞り込める。

Naverは2月26日、AIショッピングアプリ「Naver Plus Store」で「ショッピングAIエージェント」のβ版提供を開始した。商品情報の要約や比較、レビュー分析などをもとに、利用者の商品選びを対話型で支援する。

今回提供を開始した「ショッピングAIエージェント」1.0は、Naverが保有するデータを活用し、商品情報の要約、比較、レビュー分析を通じて比較検討を後押しする機能だ。Naver Plus Storeの検索窓にキーワードを入力すると、エージェントが買い物ガイドを提示するほか、「AIに聞く」機能を案内する。

例えばソファを探す場合、利用者の購買履歴などを踏まえ、使用人数や部屋の広さ、素材ごとの選び方を整理したうえで、適したブランドを紹介する。さらに詳しく探したい場合は、対話を続けながら条件を絞り込める。「新婚の家に合うソファを勧めて。犬と一緒に暮らしている」といった具体的な要望を入力すると、商品スペックや購入レビューを分析し、条件に合った複数の商品候補を提示する。

β版では、デジタル、リビング、生活用品などのカテゴリーを中心に機能を提供する。2026年上半期中には、ビューティーや食品などへ対応カテゴリーを拡大する計画だ。今後は、リアルタイムの購買トレンド分析、関連商品の自動提案、カート投入機能などを順次強化する。

同社によると、このエージェントは商品検索から比較、推薦までの各工程に合わせ、最適な性能を持つサブエージェントを連携させる構成を採用した。各サブエージェントには、自社モデルと外部モデルの中から最も性能の高いモデルを組み合わせるマルチエージェント方式を用いている。

また、価格や配送情報、商品属性、利用者の嗜好といったショッピング領域のデータを学習したコマース特化の大規模言語モデル(LLM)「ショッピング・インテリジェンス」を自社で確保し、運用効率と応答性能を高めたとしている。

チェ・スヨン代表は、「複雑な情報と多様な選択肢があるなかで、ショッピングエージェントが買い物体験全体に寄り添い、よりスマートなショッピング体験を提供していきたい」とコメントした。そのうえで、「ショッピングAIエージェントを軸に、コマース、コンテンツ、データを結び付けるAI融合エコシステムを通じて、新たなビジネスと創作環境の構築に注力する」と述べた。

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