Adobe(写真=Shutterstock)

Adobeは、Fireflyの動画編集ツールにAI機能「Quick Cut」を追加した。自然言語で編集内容を指示すると、不要部分を除いた動画のラフ編集版を自動生成する。TechCrunchが2月25日(現地時間)に報じた。

ユーザーが作成したい動画の内容を自然言語で入力すると、AIがそれに沿って自動編集し、たたき台となるラフ版を作成する。

Adobeによると、従来は映像素材やBロールを手作業でタイムラインに配置し、トランジションも個別に設定する必要があった。Quick Cutでは不要な部分を取り除いたうえで、自然なつながりのラフ編集版を短時間で生成できるという。プロンプト入力欄からは、画面比率やトランジションの速度、追加するBロールなどを指定できる。適用範囲はプロジェクト全体のほか、特定のクリップのみに絞ることも可能だ。

Adobeは、Quick Cutは完成版を仕上げるための機能ではなく、初期案を素早く作るためのツールだと説明している。ユーザーはAIが生成したラフ版をベースに、細部の調整やトランジションの仕上げを進める必要がある。AdobeのAIおよび次世代動画ツールでプロダクトリードを務めるマイク・ポルグナー氏は、「クリエイターやマーケターが最も求めているのは制作スピードだ」としたうえで、「Quick Cutは動画編集の反復作業を減らし、本来のクリエイティブに集中できるよう支援する」と述べた。

Adobeはこのところ、タイムラインベースの動画エディターやプロンプトベースの編集機能を追加するなど、動画編集ツールの機能強化を進めている。

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