Woori Bankは2月23日、行内データを活用してレポートを自動作成する生成AI基盤「Deep Research」を内製化し、AXを加速すると発表した。
Deep Researchは、行員からの産業・企業分析の依頼に応じて、行内の金融データを収集・連携・分析し、専門家水準のレポート草案を短時間で作成する支援システムだ。
Woori Bankは、Microsoft Copilotと自社開発のDeep Researchを組み合わせることで、AI活用環境を高度化した。Copilotは産業動向やニュースなど外部情報の分析に強みを持つ一方、Deep Researchは行内の金融データに基づくレポート作成に最適化している。外部情報と内部データを組み合わせることで、分析精度の向上とデータセキュリティの確保を両立したとしている。
今後はDeep Researchの高度化を進めるとともに、AIエージェント基盤のサービスとして適用範囲を広げる計画だ。融資審査、資産管理、内部統制など銀行の中核業務全般へAI活用を拡大し、意思決定を支援するAIアシスタント体制へ発展させる方針を示した。
AX革新グループ副頭取のオク・イルジン氏は「今回の開発は、Woori Bankに最適化した独自のAI能力を確保した点に意義がある」と述べた。その上で「今後も行員が高付加価値業務に集中できるよう、実務に密着したAIサービスを継続的に拡大していく」と語った。
著者について