「サイジョウンAIフォーラム」の様子。写真=Kakao

Kakao Impactは2月25日、AI時代の市民性教育の方向性を議論する「サイジョウンAIフォーラム」を前日に開催したと発表した。

フォーラムは24日、京畿道竜仁市のKakao AIキャンパスで開催した。青少年向けデジタル市民性教育プログラム「サイジョウン・デジタルセサン」の歩みを振り返るとともに、AI時代の教育の在り方を議論した。

当日は、イム・テヒ京畿道教育監、キム・ジョンギBTFプルンナム財団設立者のほか、全国の小中高校の現職教員100人、教育・AI・政策分野の関係者50人が参加した。

「サイジョウン・デジタルセサン」は、Kakao、Kakao Impact、BTFプルンナム財団が2015年から共同で進めてきた、韓国初の民間主導の青少年向けデジタル市民性教育プログラムだ。約10年間で2643校、1万2795学級、約28万人を対象に、健全なデジタル市民性の育成に取り組んできた。

教育現場からの評価も高く、教員満足度は96.6%。2023年にはソウル市教育庁指定の特殊分野研修機関にも指定された。

ビデオメッセージを寄せたチェ・ギョジン教育部長官は、「AI時代には技術の活用だけでなく、他者を尊重する姿勢が重要だ」とした上で、「今回のフォーラムが、デジタル市民性を育む政策の方向性と社会参加の在り方を考える契機になることを期待する」と述べた。

Kakaoのチョン・シナ代表は、「AIとどう『サイジョウン(仲良く)』共存していくかという基準と態度を築くことこそ、AI市民性だ」と強調。「子どもたちがAIを活用しながら自ら判断し、責任ある選択ができるよう、Kakaoとして支援していく」と語った。

フォーラムは3つのセッションで構成した。第1セッション「過去10年、共につくってきたデジタル市民性」では、これまで10年間の取り組みと成果を点検した。

第2セッション「次の10年、AIと共にある明日を想像する」では、AI技術がもたらす未来の可能性と課題について、各分野の専門家が意見を交わした。

第3セッション「これからの10年、AI時代を生きる人材に求められる条件」では、リュ・ソギョンKakao Impact理事長とチャン・デイク嘉泉大学校学長がパネル討論に登壇。子どもたちがAI技術の主体として成長するために必要な力を改めて整理し、それを支える教育環境の在り方を提起した。

リュ理事長は、「フォーラムで交わされた議論が、教室や家庭、政策と技術の現場へとつながってほしい」と述べた上で、「KakaoとKakao Impactがこれまでデジタル時代の市民性教育を先導してきたように、AI時代においてもAI市民性を先取りして考え、実践していく」と話した。

Kakao Impactは、今回の議論を踏まえ、年内に「サイジョウン・デジタルセサン」のAI市民性カリキュラムを強化し、教育モデルの研究など次世代教育支援を継続する方針だ。フォーラムの要点をまとめた動画は3月に公開し、教育現場での活用につなげる。

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