科学技術情報通信部は2月24日、国防部、中小ベンチャー企業部と共同で「民軍技術協力ピッチデー」を大田のジャウンデ陸軍教育司令部で開催した。民間が開発した先端技術を軍の需要に結び付け、軍による先端技術の導入を加速する狙い。会場では無人移動体分野の有望技術10件を紹介し、軍での実運用を見据えた意見交換も行った。
同イベントでは、科学技術情報通信部の推薦(航空宇宙研究院)と中小ベンチャー企業部の推薦(創業振興院)を受けて選ばれた産学研の技術・製品10件を発表した。あわせて、技術実証に向けたフィードバックや追加補完が必要な事項についても議論し、軍運用環境での適用可能性を検討した。
科学技術情報通信部は、AIなどの先端技術を無人移動体に適用し、精密航法、先端映像センサー、自律運航、複数ドローン間の通信技術の開発と実装を進めるため、2020年から無人移動体の基盤技術開発事業を支援してきた。今回は、その事業成果として選定した技術を紹介した。
会場では、陸上・空中無人移動体の協調運用(航空宇宙研究院・機械研究院)、多数・異種無人移動体の統合管制(KETI)、AIベースの偵察・搬送および探知ロボット(Newbility)などの飛行デモも実施した。
このほか、3次元融合複合センサーモジュール(世宗大学)、アンテナ・部品一体型構造(航空宇宙研究院)、艦艇用AI運航補助システム(Seedronix)、ドローン航路の自動構築ソリューション(Bambus)などについて、21社が参加した屋内ブースで民間の多様な技術・製品を共有した。
キム・ソンス科学技術情報通信部室長は歓迎のあいさつで、「きょうのピッチデーは、韓国が独自に開発した技術を国防分野に適用し、自主国防の好循環につなげる第一歩として大きな意義がある」と述べた。
その上で、「今回の取り組みを他の技術分野にも広げ、先端科学技術を国防・安全保障へとつなぐ中核プラットフォームとなるよう支援していく」と語った。