XRPが1.40ドル前後で推移するなか、保有量ベースで上位1%に入るために必要な枚数に注目が集まっている。The Crypto Basicは20日、XRPの保有分布に基づく上位1%の基準が4万6426枚だと報じた。
報道によると、対象となるのは全764万ウォレットのうち7万6412口座にとどまる。足元の価格水準を前提にすると、4万6426枚を取得するのに必要な金額は約6万4996ドル(約9750万円)。XRPが10ドルに達した場合、この保有分の評価額は46万4260ドル(約6億9640万円)となる計算だ。
上位5%の基準は7745枚で、該当するのは38万2056口座。XRP価格を1.40ドルとすると、取得額は約1万843ドル(約1626万円)で、10ドル時の評価額は7万7450ドル(約1億1620万円)となる。
上位10%の基準は2231枚だった。該当ウォレットは76万4111口座で、現行価格では約3123ドル(約46.8万円)で取得できる一方、XRPが10ドルに達した場合の評価額は2万2310ドル(約3347万円)に拡大する。
保有分布を見ると、少額保有のウォレットが大半を占める。全764万ウォレットのうち、370万7244口座は0〜20枚、254万9199口座は20〜500枚を保有している。こうした分布から、上位保有層に入るハードルは高いことがうかがえる。
一方で、「上位1%」という区分は、XRPの保有構造を把握する指標の一つとして受け止められている。価格変動によって同じ保有量を確保するための資金額は大きく変わるため、保有量の基準と価格シナリオを併せて見る動きも出ている。
ウォレット数の面では少額保有層が厚く、上位層に入る口座は限られる。このため市場では、保有の集中度や分散の変化が需給や価格動向にどう影響するかにも関心が向けられている。
今回示された「上位1%」の基準は、あくまで現時点の保有分布を切り取ったものだ。今後の価格推移に加え、上位層のウォレット数や保有分布がどう変化するかも注目点となりそうだ。