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暗号資産分野のインフルエンサー、ポール・バロン氏が、RippleとXRP、ステーブルコインRLUSDに関する「重大発表」を予告し、XRPコミュニティで思惑が広がっている。米国では暗号資産市場構造法案「CLARITY」を巡る議論も進んでおり、規制面の動向とあわせて注目が集まっている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが2月21日(現地時間)に報じたところによると、バロン氏はX(旧Twitter)への投稿で、自身の研究チームがXRP、Ripple、RLUSDを巡る重要な技術的進展と制度環境の変化を確認したと明らかにした。

同氏は、この動きがCLARITY法案の成立期待が高まる局面と密接に関係していると説明した。研究チームが把握した内容については、「Rippleにとって過去最大級の発表になり得る」と強調し、詳細は週内に公表する考えを示した。

こうした発言を受け、XRP支持者の間ではさまざまな観測が浮上している。RLUSDの銀行との連携拡大や、XRPレジャー上の活動活発化、トークン焼却ペースの加速などが取り沙汰されている。

一部では、関連インフラの整備が水面下で進み、Rippleの長期戦略が次の段階に入りつつあるとの見方も出ている。ただ、現時点で具体的な内容は明らかになっておらず、市場の見方は思惑先行の色彩が強い。

バロン氏の予告が注目を集める背景には、米国で暗号資産規制の明確化が進みつつあることもある。Rippleの最高経営責任者(CEO)ブラッド・ガーリングハウス氏は最近、CLARITY法案について「早ければ4月までに法制化される可能性が80%を超える」と述べ、制度整備の進展に期待を示していた。

CLARITY法案は上院銀行委員会での採決を控えている。業界では、規制の明確性が高まれば機関投資家の資金流入につながるとの見方がある。連邦裁判所はこれまでに、XRPの流通市場での販売は証券に当たらないと判断しているが、暗号資産全体の法的位置付けはなお一貫していないとの指摘も出ている。

専門家の間では、RLUSDの採用拡大や機関マネーの流入が現実となれば、XRPレジャーの取引増加やトークン焼却の加速につながる可能性があるとの見方がある。一方で、短期的な価格押し上げ効果は限定的にとどまるとの慎重な声もある。

今回の予告は、規制整備、流動性拡大、インフラ強化という複数のテーマが交錯するタイミングで打ち出された。実際にどのような内容が示されるのか、またRippleの戦略にどの程度の変化をもたらすのかが焦点となる。

バロン氏はXへの投稿で、次のように述べた。

「私たちの最近の調査で、CLARITY法の成立が近づく中、Ripple、XRP、RLUSDを巡って大きな動きが進んでいることが分かった。見落とされてきた重要な材料だ。これはRippleにとって過去最大級の発表になり得る。来週、さらに詳しく伝える。XRPに注目してほしい」

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