ABLY Corporationは2月23日、ファッションプラットフォーム「ABLY」で2025年に蓄積した顧客行動データが約1500億件に達したと発表した。1日平均では約4億件に相当し、同社はAIレコメンドの高度化に活用する方針だ。
このデータベースは、表示、クリック、商品のお気に入り登録、マーケットのお気に入り登録、カート投入、注文など、利用者の嗜好や購買意向が表れる行動を記録したもの。ABLYはアプリ内で発生する行動データをユーザーIDごとにラベリングし、連続したデータセットとしてリアルタイムで蓄積している。
同社によると、商品やマーケットのお気に入り登録、レビュー、カート投入など、購買意向が比較的強く反映される行動データは累計35億件を超えた。2025年には新たに8億件が追加された。
蓄積対象は主力カテゴリーのファッションにとどまらない。ビューティやフードなど、個人のスタイルや嗜好が表れやすいカテゴリーにも広がっている。同社は、ファッション分野のレコメンドに加え、ファッションとビューティ、ビューティとフードといったカテゴリー横断のレコメンド精度向上を進めているとしている。
ABLY Corporationのチェ・ハヌルCTOは「ビッグデータは、AI技術力や商品競争力など、プラットフォームの成長可能性を支える中核的な競争力だ」とコメント。「将来的には、数回のクリックだけで嗜好を予測し、それに合った商品やサービスを提案できる、世界の顧客の嗜好グラフを完成させたい」と述べた。
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