写真=ASICLAND

ASIC設計ソリューションを手掛けるASICLANDは2月23日、グローバルAI半導体企業のBrainChipと半導体の設計・供給契約を締結したと発表した。第2世代ニューロモーフィックAIプロセッサ「AKD2500」を対象に、ASIC設計からパッケージング、テストまでを一貫して提供する。

今回の契約は、BrainChipが進めるAKD2500開発プロジェクトに関するもの。ASICLANDは、BrainChipのニューロモーフィックコアを適用したASIC設計に加え、パッケージングとテストを含む包括的な設計サービスを担う。

BrainChipは、人間の脳の神経網構造を模倣したニューロモーフィック技術を商用化した企業として知られる。ASICLANDは今回の契約を通じ、従来のNPU設計にとどまらず、次世代ニューロモーフィックAI半導体へと設計対応の幅を広げる。

AKD2500は、BrainChipの第2世代アーキテクチャをベースとするニューロモーフィックAIプロセッサ。ロボティクスやフィジカルAI分野で求められる超低消費電力と高効率演算に最適化しているという。

BrainChipの主力製品「Akida」は、データの変化時にのみ演算するスパイキングニューラルネットワーク構造を採用し、高いエネルギー効率を特徴とする。デバイス上でリアルタイム学習が可能なオンチップラーニング機能も備え、自動運転、ロボティクス、ウェアラブル、インテリジェントIoTなどフィジカルAI分野で採用拡大を進めている。

ASICLANDの代表は「世界的なニューロモーフィックAI企業であるBrainChipとの協業は、ASICLANDのASIC設計能力がグローバル水準にあることを示す事例だ」とコメントした。その上で「本プロジェクトを着実に進め、グローバルファブレス顧客の獲得に向けた技術基盤を強化するとともに、海外売上高比率の拡大を進める」と述べた。

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