韓国科学技術情報通信部は2月22日、「仮想融合技術アカデミー」第5期受講生の募集を開始した。応募締切は3月22日で、2026年は100人を選抜する。生成AIを活用したプロジェクト型教育を強化し、AIと仮想融合分野の実務人材育成につなげる。
同アカデミーは、プロジェクト中心の実務特化型教育を通じて、AIや仮想融合産業を担う若手人材を育成し、就職や起業を支援する取り組み。2022年以降4年間で計913人の専門人材を育成し、外部コンテストでは34件の受賞、事業化プロジェクト181件の創出につなげたとしている。
2026年は、技術講師と専門講師の2層体制を導入し、教育現場の支援を強化する。技術講師はサービス開発や制作実習での技術実装を担い、専門講師は生成AIを活用した融合プロジェクトなどで、企画から開発まで全体を伴走支援する。
募集分野は、XR(Unreal/Unity)、バックエンド、AI+XR、TAなど仮想融合分野の中核科目。応募資格は、開発や創作を志す満18歳以上39歳以下の若者としている。
選抜された受講生には、まず非専攻者向けに分野別の基礎教育を実施し、基礎力を養う。その後の本課程では、各分野の専門教育に加え、仮想融合サービスの企画や産業動向に関する特別講義などの共通科目も並行して実施し、中級以上の専門人材への成長を後押しする。
プロジェクト段階では、異なる分野の受講生が協業し、専門家の指導を受けながら、事業化を見据えて生成AIを活用した仮想融合サービスの開発に取り組む。
受講生には、創作スペースや個人用PC、ソフトウェアなどを提供する。修了後は企業との採用相談会を開くほか、優秀な受講生には、副首相兼科学技術情報通信部長官賞、企業での実務実習の機会、起業コンサルティングなど、就職・起業支援策も用意する。
韓国科学技術情報通信部のナム・チョルギ ソフトウェア政策官は「仮想融合技術アカデミーを通じて、若者が実務能力を備え、未来の新産業を担う人材として大きく飛躍できるよう支援したい」と述べた。