AIを活用したコード変換プラットフォームを開発するCode Metalが、1億2500万ドル(約190億円)を調達した。Salesforce Venturesが出資を主導し、企業価値は12億5000万ドル(約1875億円)となった。SiliconANGLEが20日(現地時間)に報じた。
今回の資金調達には、Accel、B Capital、Smith Point Capital、J2 Ventures、Shield Capital、RTXなども参加した。
Code Metalのプラットフォームは、異なるプログラミング言語間でのコード変換に対応する。開発者は低水準言語を直接扱わず、Pythonなどの高水準言語で作成したプロトタイプを自動変換できるという。
これにより、メモリ安全性の向上に加え、チップ間でのコード移植を迅速化し、特定のシリコンへの依存軽減にもつなげるとしている。
変換は複数の工程で進められ、コードの分析後にAIが別の言語へ自動変換する仕組みだ。数学的検証手法を用いて誤りを最小限に抑え、MC/DC標準にも準拠することで、航空機制御ソフトウェアのように安全性が重視される用途にも適用できるとしている。
また、変換後のコードについては、元のコードとの機能比較や性能データの収集機能も提供するという。
顧客には東芝、Robert Bosch、RTXなどの大手産業企業が名を連ねる。Code Metalは今回の調達資金を、エンジニア採用の拡大と製品開発の加速に充てる方針だ。
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