AppleはiOS 26.4のパブリックベータを公開した。Apple MusicでAIを使ったプレイリスト生成機能を導入したほか、Podcastアプリの動画対応や、RCSメッセージのエンドツーエンド暗号化テストなどを盛り込んだ。TechCrunchが20日(現地時間)に報じた。
正式版は3月か4月に配信される予定だ。
今回の目玉の1つが、Apple MusicのAI機能「Playlist Playground」だ。ユーザーは「アップビートなワークアウト向けミックス」や「落ち着いた夜」といったテキストプロンプトを入力し、25曲のプレイリストを自動生成できる。カバーアートの選択にも対応する。
Apple Musicでは、アルバムやプレイリストのアートワークを全画面表示できるようになった。「近くのコンサート」セクションでは、好みのアーティストの公演を日付やジャンルで絞り込めるようにした。
Podcastアプリは動画コンテンツをサポートする。クリエイターはHTTPライブストリーミング(HLS)を使って動画ポッドキャストを配信でき、ユーザーは音声エピソードと動画エピソードを切り替えられる。横画面表示にも対応する。
動画エピソードは、音声ポッドキャストと同様にパーソナライズ推薦や編集部キュレーションの対象となる。通信環境に応じた自動品質調整にも対応し、Wi-Fi接続時とモバイル通信時のいずれでもスムーズな再生を図る。Triton Omni StudioやSiriusXMなど、HLSに対応したプラットフォームでは動画広告の挿入も可能になる。
メッセージ機能も強化した。AppleはiOS 26.4で、RCSメッセージのエンドツーエンド暗号化をテストしている。iPhoneとAndroidの間でやり取りするメッセージ保護を強化する狙いだ。現時点では、ベータ版を利用するiPhoneユーザー同士に限って適用されており、正式対応は今後のアップデートで提供する予定としている。
CarPlayにも改良を加えた。駐車中は、Apple TVアプリを含む一部アプリで車内の動画再生が可能になった。OpenAIのChatGPT、GoogleのGemini、AnthropicのClaudeといったAIサービスとの連携も強化した。
一方、次世代Siriに関するアップデートはiOS 26.4には含まれていない。Appleは音声アシスタントのAI機能強化を進める方針だが、今回は見送られた。