Bitcoinインフラ企業のVoltageが、企業向けの新たな信用枠サービス「Voltage Credit」を発表した。The Blockが19日に報じた。Lightning Networkを通じて即時の米ドル決済を可能にし、返済は通常の銀行口座で行えるようにした。
Voltage Creditは、企業向けのリボルビング型信用枠として提供される。企業はLightning Networkを使って米ドル建ての決済を即時に実行できる一方、返済は既存の銀行口座で処理できる。
Voltageによると、従来の暗号資産ローン商品はBitcoinの担保差し入れを求めるケースが多く、税務面の問題や価格変動リスクを抱えやすい。これに対しVoltage Creditは、企業の取引量を基に信用枠を設定する仕組みを採用し、こうした負担の回避を目指す。開設手数料は不要で、固定の年利を適用する。
グレアム・クリジェクCEOは、「Bitcoin決済インフラは、企業が暗号資産を直接保有しなくても利用できるべきだ」とコメントした。
今回の発表に先立ち、1月28日にはSecure Digital Markets(SDM)とKrakenが、Voltageを通じて100万ドル(約1億5000万円)規模のLightning Network取引を成立させていた。
Lightning Networkは、Bitcoin上で動くレイヤー2プロトコル。オフチェーン取引を可能にし、手数料や決済確認にかかる時間を抑えられるのが特徴だ。
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