XRPは、2月も下落して取引を終えた場合、月足で5カ月連続の陰線となる公算が大きい。5カ月連続安は約10年ぶりで、前回同様の局面の後に6万%超上昇した過去の値動きにも改めて注目が集まっている。
暗号資産メディアのThe Crypto Basicが19日(現地時間)に報じたところによると、XRPは2025年8月に8.15%下落した後、9月には2.55%反発した。ただ、2025年10月以降は下落基調が続き、2025年10月から2026年1月まで4カ月連続で月足が陰線となった。この間の累計下落率は約42%。2月も月間で13%台の下落となっており、このまま月末を迎えれば5カ月連続安となる。
XRPで月足の連続下落が5カ月に及ぶケースはまれだ。2022年のFTX問題の局面でも、4〜6月と10〜12月はいずれも3カ月連続安にとどまった。2020年以降、4カ月連続で月足が陰線となる場面自体がほとんど見られなかったとの見方もある。
前回、5カ月連続安を記録したのは2016年10月から2017年2月にかけてだ。当時のXRPは0.00885ドルから0.00557ドルまで約37%下落した。
その後は2017年3月から反発に転じ、5月には0.3988ドルまで上昇した。約6カ月の調整を経て上昇基調が再び強まり、2018年1月には3.31ドルの高値を付けた。2017年3月の安値圏である0.0055ドル近辺から2018年1月高値までの上昇率は、6万081%に達した。
一部では、現在の1.42ドル(約213円)に当時と同じ6万%超の上昇率を当てはめると、理論上は841ドル(約12万6150円)水準になるとの見方もある。ただ、市場環境は当時と大きく異なっており、同規模の急騰が再現されるかは不透明だ。
焦点は、2月の月足が陰線で終わり5カ月連続安が確定するかどうか、その後の反発が短期的な戻りにとどまるのか、それともトレンド転換につながるのかにある。過去の急騰例が今後の値動きを直接保証するわけではなく、現在は当時に比べて時価総額の規模や市場参加者の構成、規制環境などの変数も増えているためだ。
市場では、主要な支持線・抵抗線での需給の変化に加え、出来高の回復やリスク選好の持ち直しが次の方向性を見極める材料になるとみられている。
また、X上では「XRPが月足で5本連続の陰線を付けたのは2016年10月から2017年2月が最後で、2026年2月は歴史を繰り返している」とする投稿も出ている。