Hondaの電動スクーター「ICON e:」 写真=Honda

Hondaは19日、日本向け電動スクーター「ICON e:」を3月23日に発売すると発表した。バッテリーと充電器を含む価格は22万円で、年間販売目標は2200台とした。

「ICON e:」は原付クラスの電動スクーターで、ベトナムで生産・販売しているモデルの日本仕様に当たる。比較的手ごろな価格設定を打ち出し、日常の移動手段としての実用性を訴求する。

最大の特徴は着脱式バッテリーの採用だ。車体に搭載したまま充電器を接続できるほか、必要に応じてバッテリーを取り外し、室内で充電することもできる。100Vの家庭用電源を使った場合、フル充電までの時間は約8時間としている。

一充電航続距離は約81km。時速30kmでの定地走行テスト値で、都市部での通勤や近距離移動を想定した仕様となっている。

装備面では、シート下に26リットルの収納スペースを確保し、ヘルメットや小型の荷物を収納できる。車体前面内側には500mlのペットボトルを収納できるラックとUSB Type-Aソケットを備え、利便性を高めた。

ボディカラーは「パールスノーフレークホワイト」「ポセイドンブラックメタリック」「キャンディーラスター レッド」の3色を用意する。

Hondaは、従来の内燃機関スクーター利用者に加え、電動二輪を初めて購入する層の取り込みも狙う。日本ではカーボンニュートラル政策を背景に都市型電動モビリティへの関心が高まっており、「ICON e:」が普及価格帯の電動二輪市場でどこまで存在感を示せるかが焦点となりそうだ。

年間2200台という販売目標は慎重な水準とみられるが、日本市場での初期需要を見極めるうえでの試金石になりそうだ。

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