Versusは2月20日、AIで再現したアーティストと会話できるファン向け対話サービスを開始したと発表した。写真やクイズなどのコンテンツも楽しめる。第1弾アーティストにはラッパーのギリボイを起用し、サービス名は「ギリボイさんのミニホームページ」とした。
同サービスは、Y2K調のミニホームページ風デザインを採用した。ユーザーがキャラクターをクリックすると、ギリボイの話し方や口調を学習したAIと会話できる。
「悩み相談所」をテーマに掲げ、ファンの悩みに対してギリボイらしい率直でぶっきらぼうな受け答えを返すという。未公開写真を使ったパズルゲームのほか、アイテムで装飾できる「作業室」空間、ギリボイの代表曲をBGMとして盛り込んだ。
Versusは、自社開発のマルチモーダルAIにギリボイの会話パターンや口調を学習させた。事前テストでは、AIだと分かっていても本人と直接話しているように感じたとの声がファンから寄せられたという。
ギリボイの所属事務所であるStandard Friendsは、「アーティストとファンがいつでも気軽に会える空間ができたことの意義は大きい」とコメントした。
Versusによると、AIペルソナがアーティストの声で歌を再現する機能も備えているが、今回はサービスに含めていない。
Versusのイ・ソンウク代表は、「AIペルソナによってアーティストとファンのコミュニケーション空間を広げ、音楽業界に新たなビジネスモデルを提示できると期待している」と述べた。
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