SOLUMは2月20日、独デュッセルドルフで開催される小売業向け展示会「EuroShop 2026」に出展し、店舗統合プラットフォーム「SSP(SOLUM Store Platform)」を軸としたソリューションを公開すると発表した。
EuroShopは3年ごとに開かれる世界最大級のリテール専門展示会。今年は開催60周年を迎える。主催者によると、今回は60カ国から約1900社が出展し、140カ国から約8万人の来場を見込む。主要テーマにはAI、デジタル化、サステナビリティが掲げられている。
SOLUMは北米に続き、欧州市場でもインテリジェント店舗管理プラットフォーム事業の拡大を狙う。
会場では「Retail in Sync」を掲げ、電子棚札(ESL)、AIカメラ、デジタルサイネージ、IoTセンサーのデータをSSP上で統合する構成を紹介する。各種データを一元化し、単一のダッシュボードでリアルタイム在庫管理、来店客の動線分析、マーケティング運用を支援するという。
同社は2015年にSamsung Electro-Mechanicsからスピンオフした。無線通信や電子部品に強みを持ち、独自開発の通信プロトコル「Newton」によって、大規模なリテール環境でも安定したデータ同期を実現できるとしている。
あわせて、導入済みの「Newton Core+」の拡販も進める。4カラー対応のフリーザー向けESLなどの新製品に加え、欧州市場向けには「55インチ・セミアウトドアサイネージ」なども展示する。
生産面では、ベトナム、メキシコ、インド、中国の自社拠点を通じてサプライチェーンを整備しているという。
SOLUMの関係者は「EuroShopは、成熟した欧州リテール市場でSOLUMのプラットフォーム競争力を示す重要な舞台だ。ニューヨークのNRFで得た業界の関心をドイツでもつなげ、オフライン店舗のデジタル転換を主導するグローバル標準として定着させたい」とコメントした。