画像=Webzen

オープンワールド収集型アクションRPG「DragonSword」を巡り、開発元Hound13とパブリッシャーのWebzenの対立が表面化した。Hound13は20日、公式Q&Aを公開し、Webzen側の説明に反論した。争点は最低保証金(MG)の支払い条件、リリース時期の変更経緯、追加出資の条件など多岐にわたっている。

Hound13によると、「DragonSword」のパブリッシング契約はロイヤルティなしで、最低保証金のみをリリース時に受け取る条件だった。WebzenがHound13株式の25%を取得して第2株主となる投資契約と並行して進められたため、契約金額は通常より小さく、支払い時期も全額を発売後と定めていたとしている。

MGの支払いを巡っては、双方の説明が食い違う。Webzenは、昨年12月と今年1月の2回に分けて先行支払いしたと公表した。一方、Hound13は受領したのはリリース1カ月前の20%とリリース当日の20%にとどまり、残る60%は未払いだと主張している。

リリース時期についても見解は一致していない。Webzenは、当初合意していた開発完了時期は2025年3月だったが、開発側から延期要請が繰り返されたと説明した。

これに対しHound13は、契約時に合意していた完了時期は2025年第3四半期だったと反論。5月のクローズドβテスト(CBT)も予定通り実施したとしている。

さらにHound13は、11月リリースを目標に開発を終えたものの、「Aion2」の発売日程が固まったことを受け、Webzenの要請でリリース時期を2026年1月に変更したと主張している。

追加出資を巡っても双方の主張は対立している。Webzenは、開発会社の資金不足によるサービス中断を防ぐため、少なくとも1年間の運営資金を確保する追加投資を提案したとしている。

これに対しHound13は、Webzenの提示条件は、直前の投資価格を大きく下回る額面ベースで新規出資を行い、過半数の株式を確保してHound13を子会社化する内容だったと説明した。代表自身は持分放棄も辞さない考えを示したが、既存株主の希薄化問題を単独で解決する手段がなく、交渉は決裂したとしている。

Hound13はさらに、株主との会議の場でWebzenが「DragonSwordのサービスを中断し、全額返金を検討しているためMGを支払えない」と述べたことが、契約解除を通知する直接のきっかけになったと主張した。韓国内外の広報・マーケティング計画についてもWebzenから十分な共有がなく、新たなパブリッシャーを探す以外に選択肢はなかったとしている。

一方のWebzenは、協議が続く中で事前合意のないまま契約解除の通知と公開告知が同時に行われた点について、「非常に重大に受け止めている」とコメントした。

またWebzenは、Hound13がライブサービス対応を中断したことを受け、決済機能を停止し、ローンチ以降に発生した決済額を全額返金すると発表した。これに対しHound13は、全額返金はサービス継続を放棄する意思と受け取られかねず、利用者が望んでいるのは返金ではなく正常なサービスの継続だと反論している。

法的対応の可能性についてHound13は、Webzenも契約金の未払いを認めているとして法的責任を問う余地はあるとしつつ、訴訟は最後の手段であり、まずは交渉による解決を優先したいとの考えを示した。

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